月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

出光とサントリーの日本美術展

8月12日、土曜日。
元々は今日明日で京都と名古屋に行くつもりだったのですが、台風接近情報と京都の最高気温予想にひるんで旅行催行中止して都内にいる、そんなお盆休みです。

なお、気温の実績として京都や名古屋に行くのはやめて正解だったようで……。

京都も名古屋も、最高気温でランクインしてるじゃないですか……。


そんなわけで今日も今日で13時過ぎから都内の散歩へ。外が暑すぎるので、駅から歩かない美術館に向かいます(ここ1ヶ月、こればっかり)。
到着したのは丸の内の出光美術館。「しりとり日本美術」という展覧会を見ます。

ところで出光美術館、感染症対策で閉鎖していた陶片室とルオー室が復活しておりましたぞ!*1

この「しりとり日本美術」という展覧会、要するに出光美術館の所蔵作品を使った日本美術入門講座です。入門編だからか割とメジャーどころの作品が多かったです。
なお日本美術入門なので入門らしい着眼点(2つで1つの作品が多いとか、水に着目しようとか)あるのですが、それは無視して見ていた私……。
例えば等伯が描くとカラスも可愛いとか、このトラの可愛さは宗達だよねぇとか(またこの人は可愛いかどうかで絵を判断してる……)


続けて2カ所目は六本木のサントリー美術館。なんかとても久しぶりにきた気がするのですが……

こちらの展覧会は日本美術に登場する虫がテーマです。

メインビジュアルが伊藤若冲の菜蟲譜なので、てっきり半分くらいはみられるのかと思っていたのですが、1場面だけの展示でしたね……
まぁ菜蟲譜って10mくらいある絵巻なので、広げるの自体が大変なのですが。

なお自分は、菜蟲譜を半分以上広げての展示を少なくとも4回は見ているようなので、無理にサントリーで見る必要もなのですが、これだけメインビジュアルにしてると期待していた人も多いんじゃないかしら……。

ちなみに、菜蟲譜を半分以上広げての展示の4回は、この時でした。

こういうことが検索すればすぐ分かるので、やはり駄文ブログは続けないとですね。

と、菜蟲譜の文句だけで駄文が終わりそうになってますが、それ以外にも色々な作品があって。
源氏物語にも松虫や胡蝶が出てくるのでそれにまつわる作品などもあって、それが良かったなぁ……


と、出発が遅かったこともあって、今日は2か所の展覧会で終了です。


ところで今日は昼にWOWOWで南條愛乃さんのライブを放送していたのですが、それを深夜0時過ぎから見始めてしまって……。
とはいえまさか2時まで見るわけにもいかんので、1回目のMCまでで再生中断しました。
とはいえ、そんな短時間でも舞台演出で気づいてなかったところを見つけてしまって……。やはりライブは全部Blu-Rayの映像で取っておきたいよなぁと改めて思ってしまいました。

にしてもライブ映像があると、およーふくの細かいところやセットの気付いてなかった所が見えて、理解が深まりますな

*1:陶片室は引き出しの中の展示を見るのに手を触れるから、ルオー室は狭すぎて換気が取れないから、という理由で閉鎖していたのだと思います