8月11日、海の日の木曜日。
弊社は今日から15日までは基本的に休みということになっているので、民族大移動の季節で乗り物は混みますが、毎年どこかに出かけています。
で、今年も京都と名古屋の展覧会を纏めて見に行く予定にしていたのですが、12日の京都の最高気温予想が高すぎることにひるんでしまい……
(画像は9日に見た日本気象協会の予想)
結局京都はやめて、代わりに関東の気温が高そうな所に行くことにしました。
やっと今年の18きっぷにスタンプが入りました。
って、そんなペースで使い切れるんですかね?
車窓から見ても、外は夏ですね……
品川から2時間ちょいで宇都宮駅に到着しました。
宇都宮くらいだと新幹線に乗っても40分ほどしか早くならないので、各駅停車のグリーン車でも支障が少ないです。
にしても、宇都宮は餃子の銅像を作ってしまうほど餃子が好きなんやねぇ……
宇都宮駅から目的地まではバスに乗って……
30分ほどで目的地の宇都宮美術館に到着しました。
こちらで見たのは「芸術家たちの南仏」という展覧会ですが、春にDIC川村美術館でやってたやつの巡回展になります。
いやその、千葉県佐倉市の川村美術館より宇都宮のほうが近い気がしまして……(気のせいですっ)
展覧会のほうは、南仏に住んで絵を描いた芸術家の作品を一堂に、なのですが、南仏の明るさに引き寄せられた印象派やゴッホだけでなく、第二次世界大戦当初に敵性外国人として隔離されたドイツ人の芸術家(エルンストとか)、さらにはマティスやシャガールまでいて、なんかヨーロッパ近代絵画のメインフェーズをここだけでたどることが出来る感じでした。
なお、愛知県美術館が所蔵しているマティスの「待つ」はDIC川村美術館でしか展示してなかったらしく見ることが出来なかったのが、ちと心残りでした(素直に名古屋まで見に行きなさいよ)
展覧会は1時間ちょいで見終わったのですが、バスを待つために30分ほど美術館の中のカフェでお茶をして、そして再びバスに乗って宇都宮駅に戻ってきました。
で、宇都宮といえばいよいよ8月26日に開業するライトレールですよね
ということでライトレールの駅に行ってみると、居ました居ました。
開業直後は混むでしょうから、ちょっと落ち着いたころに乗りき行きたいと思います。
多分、冬の18きっぷで来るんじゃないですかね……
追記:本当に冬の18きっぷで初乗車となりました
と、この時点で18時前。まだ帰るには早いので、駅の中で少しだけ観光客のふりのふりをしましょう。
とりあえず宇都宮駅の駅ビルの中だけで餃子屋さんが5軒(1階に1軒、2階に2軒、3階にみんみんが2種類)あるのを確認したので、手軽に観光客のふりが出来ますね。
そして、帰りも宇都宮線のグリーン車に乗って帰ったのでした。
(上野止まりに乗ったら地上ホームに到着して、高崎線と並んだのを撮影してみました)
今回、東京都区内から宇都宮駅まで単純往復しただけですが、これで普通運賃4000円分を乗車したことになりますので18きっぷの値段の1/3を使ったことになります。
要するに100kmちょいの区間を3往復すれば18きっぷは元が取れるということなので、無理な遠出をしなくても18きっぷは使い勝手が良いですよ、ということで。