月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

足利と足尾へ、日帰り旅

「青春18きっぷ」は有効期限が9月10日までなのですが、まだ5日中2日分しか使ってない状態です。
有効期限まで土日は合わせて4回しかありませんので、今週来週は18きっぷを使った旅行をしないといけません。
ということで、少し早起きして旅行に出ました。


って、なぜか東武線で出発です……。
いや、毎回毎回、自宅近くの駅から乗るのではきっぷに押されるスタンプが代わり映えしないので、行きは東武、帰りはJRにしようと思ったのでした。

それにしても東武線、来る列車が東急の車両ばかりですな。

そんな東急な東武線を北上すること約2時間、目的地の足利市に到着。
渡良瀬川を渡って、足利市美術館にやってきました。って、足利市立美術館って、アパートの下層階を使っての営業なんですね。巡回企画展とか、やりにくそうな気が*1
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この展覧会は去年、町田市立国際版画美術館で開催されたものの巡回展ですが、町田に行き忘れたので栃木まで来てしまったというのが実態で。
そもそも町田の美術館が駅から遠い上にアップダウンがあり過ぎるのがすべて悪いのです(ゑ?)。
明治150年に合わせた維新万歳な展覧会かと思って町田も見送ってしまったのですが、内容は明治時代に浮世絵を学校教育などでどの様に使用したかを丹念に追うものでした。学校教育と浮世絵が結びつくとは思いませんので、良いものを見ることが出来ましたわ。
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美術館のあとは、せっかく足利まで来たので、観光客っぽいことをやってみたり。


鑁阿寺は鳩が多かったですね……。


足利からは時刻表をめくると、渡らせ渓谷鐡道への接続が良かったので、10年ぶりくらいに乗車してみます。

渡良瀬渓谷、なかなか良いですね。
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終点の間藤に到着しました。
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間藤は宮脇俊三さんの「時刻表二万キロ」で国鉄完乗の地として描かれているところ。なので、


間藤からは単純に戻るのも面白くないので日光行きのバスに乗ることにしましたが、待ち時間が1時間以上あります。なので通洞駅まで列車で戻って、そこからバスに乗ります。これでバスの待ち時間は30分弱に。やったね。

バスは足尾の集落を丹念に回ってから日光に向かいます。そのため、間藤駅の奥にある赤倉集落にも立ち寄ります。
間藤から足尾本山の間の廃線跡も見ることが出来ました。
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日光からは、一旦は東武鉄道に乗ったものの

晩御飯を餃子にしようと、下今市でJRに乗り換えて宇都宮に向かいました。無計画すぎますが、降りたことのない下今市駅と今市駅で乗降できたので、良しとします(?)。


宇都宮で餃子を食べた後は、宇都宮線のグリーン車で東京に戻りまして。お疲れ様でした。

*1:防火対策などの面で重要文化財や国宝の展示基準を満たせるのかどうか、という意味で