月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

水戸城で堀を見る

9月2日、土曜日。

連日暑い暑いと言っているうちに8月が終わりまして、いよいよ18きっぷの有効期限も10日を切りました。
ですが手元の18きっぷは3日分が余っていて……ということで、18きっぷ消化のため遠乗りに出かけました。

とりあえず常磐線に乗って、やっって来たのは水戸駅。

実は水戸にやってきたのは、関東近郊で最高気温の予想が他の場所より少し低め(と言っても32℃)だったから。とはいえ日差しがあるとしっかり暑いです。


せっかく水戸まで来たので、少し前にNHKのお城特番でやっていた水戸城を見て回ることにします。
まずは駅前から伸びるこの道を歩いて……。

実はこの道、二の丸と三の丸の間の掘になります。
堀としてみると、深すぎる堀ですなぁ。

堀の底から見上げると高すぎる位置にある隅櫓。復元したばかりなのか白く輝いてます。

大手門付近にやって来ましたが、相変わらず堀が深い……。


三の丸にある弘道館に寄ってみました。

まあ藩校なので畳敷の部屋が続くばかりで……(閑谷学校や足利学校でも同じようなことを思った月猫さんである)。

葵の紋とか大日本史で、少しだけ水戸らしさを感じたり。

正直なところ、庭の百日紅が弘道館の一番の見所に感じました……。

気を取り直して、水戸城を引き続き見ていきましょう。
こちらは大手門。最近復元されたばかりですが、大きさに驚きます。


二の丸正面の大手門。三の丸があるのに、三の丸と二の丸の間に大手門というのも不思議な気が。

二の丸から下の方を見ます。あれだけ堀が深いこともあって、かなりの高台です。


二の丸を歩き切って、本丸と二の丸の間の堀までやって来ました。
この堀、今は水郡線の線路が走ってます。

通りがかった時に時刻表を見たら、あと3分程で列車が来そうだったので、粘って撮ってしまった私。


この堀を渡って本丸に入ると見えて来たのは薬医門。
本丸は水戸一高の敷地になってますが、門を見るだけなら敷地に入れます。


ここまで来たら、三の丸と城下の間の堀も見たいと思って、弘道館まで来た道を戻って、更に三の丸の中を歩いて行きます。
そしたら目の前に見えて来たのが、こちらの建物。

給水塔の建物なんですが、こーゆー洋風なんだか中東なんだかな伊東忠太さんですか?と聞きたくなる建築は好物すぎて……

最後に、目的の三の丸と城下の間の堀に到着。こちも深いですねぇ。


と、これで水戸城探訪はお終いです。
水戸城は本丸と二の丸は学校、三の丸は役所の土地になっていて何も残ってないと思っていたのですが、近年建物の復元を始めているのと、なによりも堀の深さが見所でした。
それから大きな駅から近いのも訪問しやすくて良いですね。

18きっぷ消化が目的でしたのに、収穫の多い旅になりました。