えっと,既に本家では「恋するニワトリ紹介」(こことこことここと……)も終わっておりまして,完全に出遅れてしまいましたが,この前の日曜日,18日の話ですが,今年初めての谷山浩子さんのコンサートに行ってきました.その記録をば…….
今回のコンサート,場所は江東区の文化センター,ということは自宅から直線距離で9kmしか離れてない(^^;;).と思って開演50分前に自宅を出たら,さすがに到着は開演3分前.いやはや,危険でしたわ*1.
そんなわけで,息も切らしている内にピアノは鳴り始め……
01. 銀河通信
このピアノ,特に前奏がなんか何時になくお洒落というかアダルトというか.夜のジャズ喫茶に持っていきたいような音というか(なんじゃそれ).
ここでいつも通り挨拶があって,今日のテーマは「東京」.舞台が東京だったり,作ったときのイメージが東京な歌を演奏するそうです.
まずは,次の2曲は渋谷の歌.
02. 街
03. おはようございますの帽子屋さん
おお,帽子屋さんの前奏/間奏は往年のポプコンバージョンだ.ソロコンサートのファイナルだけあって,各地で挑戦したことをちゃんと形にしているようです.
ちなみに「街」は渋谷(駅南口)の東急プラザからハチ公前を通過して道玄坂にかけての感じだそうで.なるほど,うずくまってしまった映画館はあそこですか(^^;;).
んで,「帽子屋さん」はNHKが舞台.NHKの廊下で帽子を売り歩いている人がいるそうで…….小道具の人?(@@;;)\(--;;)バキ.この曲を書いたのは丁度ステージ101のころなんですかねぇ,
んで,曲と曲の間では必ずトークをするのが浩子さん.今日は不景気について.こんな不景気だからこそ電通の腕の見せ所,消費者を買う気にさせないと,とか,景気対策でテレビを買って,プレステ3を買ったとか,プレステ3でブルーレイディスクをみるとブルーレイレコーダで見るよりもきれいとか,そんな話が展開されます.というか,レコーダではなくプレステを薦めるあたり,やはり宣伝が苦手な浩子さんであります.
と,話が長くなったところで次の曲.次の2曲も渋谷の歌です.
04. リカちゃんのポケット
05. 穀物の雨が降る
このあたりは,渋谷といっても若者の街になってしまって昔の落ち着きが無くなってしまった後の作品のようで,破壊系の曲が続きます.「穀物の雨が降る」は,渋谷109前のイメージということで……,ということはトカゲは街ゆく人々のことでしょうか??.
と,ここまできて,ソロコンサートでは恒例,しかし江東区文化センターでは初めての試み,リクエストコーナーとなります.今回もリクエストはジャンケンに勝った人4人が出来ます.東京なので心置きなくジャンケンに参加しましたが*2,やはり勝てないもんです(^^;;).
06. デザートムーン
07. ドッペル玄関
08. テングサの歌
09. 神様
ドッペルとテングサをどこに置くかが勝負のような選曲.個人的には,デザートムーン→テングサ→神様ときて,ドッペルですべてをぶち壊して終わる,というのも良いかと思ったのですが(をぃっ)
で,4曲弾き終わったところで2列目のお客さんが一人遅れてやってきましたが,そんなことは無視して,ここで10分間休憩となります.最初は札幌で偶然から始まった休憩時間,すっかり恒例になってしまってます(^^;;).
さて,そして第2部,といっても何も変わらないのですが.次の3曲は東京の学校シリーズ.もちろん舞台はお茶の水.
10. 窓
11. ポプラ・ポプラ
12. 銀の記憶
「窓」が高校で「ポプラ・ポプラ」と「銀の記憶」が中学,といっても中高一貫校に通っていた人にそう言われましても…….一応校舎は分かれていたみたいですが.って言うか,地図で見ると中学はずいぶん奥まったところに有るんですね…….あたしの行った中高一貫校なんて,校舎が分かれるどころか,中3−6組の隣の教室が高1−1組だったのに(^^;;).
「ポプラ・ポプラ」は森山良子さんへの提供曲ですが,もう1曲提供した曲があって,それが「鏡」.怖いからって返却されたそうな.どちらの曲も,純愛ということでは変わらないと思うのですが,そうか,怖いのか…….
さて,ここでのMCのお題は「カラオケ」.カラオケについては「なんで金払ってまで仕事をしないといけないのか」という気持ちだったのに,Wiiのカラオケを買ってしまったとか.で,「歌ってみたら結構楽しかった,歌詞が出てくるのが良いよね」ってこのひとわもお……(^^;;).
一番歌っている歌は「ポニョ」ですが,そのほかには戦前戦後の昭和歌謡が多いとか.かくなる上は,ぜひ未森ちゃんと昭和歌謡のアルバムをヤマハから出していただいて欲しいなぁ,なんて思ったりして……(をぃっ).
次の曲は,新宿が2曲と荏原中延昭和通り商店街が1曲です.
13. てんぷら☆さんらいず
14. まもるくん
15. 月見て跳ねる
そして最後に,ある意味最も東京らしい曲
16. 電波塔の少年
何度聞いても,「電波塔の少年」のピアノはしびれます.気になるのは,あんなにフォルテッシモを続けて,浩子さんの細い指はなんで腱鞘炎にならないのかと……(^^;;).
そしてアンコールですが,江東区文化センターでやるときは毎回江東区のアマチュア音楽集団との共演があって,今回は「深川よこぶえ会」のみなさん.リーダーの方,話が止まりません(笑).リーダーの方によると,最近は団塊の世代の人が増えているそうで,団塊の世代の人は70年安保で暴れていた人たちなので,なんでも手を出すということです.ほんまかいな(^^;;).
ということで,共演の一曲
EN1.まっくら森の歌
よこぶえのテンポがゆっくりだったのか,ピアノのテンポが速かったのか,浩子さんも横笛のみなさんも大変そうでしたが,これもこれでありかと…….
そして,やっぱりこれでは終わらしてもらえない,再度のアンコール.
こうなると,みんなで歌える歌ということになるわけで……
EN2.ヤマハ発動機社歌
良かった良かった,ここで「袋井市歌」と言いだす人がいなくて.さすがに区の施設でよその市の市歌を歌うのは,一寸問題がありますもんね(^^;;).
ということで,今年も楽しいコンサートで幕開けできました.とりあえず4月のチケットは確保していますので,今年もとことん,付いていきますよ,ええ(^^;;).