月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

なんとなく久しぶりに都内巡検

今日は午前中、インターネット通販で購入したものの到着待ちをしていたので、14時過ぎから毎度の通りに都内の美術館へ……。12月も後半になってきましたので、特別展は今週末までというのも多いのですが、その中から落ち穂拾いをしていくことにしました。


最初に訪れたのが根津美術館。2〜3週間くらい前までは紅葉で盛り上がっていまして、そんな報告をうらやましく眺めていましたが、やっと訪れることが出来ました。
今回の展示は中・近世の風俗画というか庶民の日々の生活が描かれている絵を集めたもの。展示室の中には南北朝や桃山時代頃の屏風が沢山あります。桃山時代は日本の中でも日本的でないせいか、見ていて楽しいです。好きですし点数も少ないので室内をうろうろ。そんなに混んでいない展覧会は自由が効きます。

外に出てみると庭園のほうに赤いものが見えるので、紅葉が若干残っている様子。なので庭も一周してみます。3本ほどまだ紅葉した木がありましたが、基本的には紅葉は終了。そんな中でもカメラの力で精一杯紅葉の写真にしようとするのは、我ながら困った習性です。数年後に、実際はそんなに凄い紅葉じゃなかったことを思い出すことが出来るのか……。


根津美術館の次は、地下鉄で赤坂見附に移動してニューオータニ美術館へ。そういえば、根津美術館を出たところで見かけた港区の「ちいばす」が赤坂見附駅行きで、それに乗っても良かったのですが時間がかかりそうに思えたのでパス。乗ってみた方が面白かったかも知れませんね。

そのニューオータニ美術館は大谷コレクション展。なんとなく古いものがあるイメージで行ったのですが、洋画も日本画も最近(1930のあたり)のものが多く、一寸驚きます。
ジョルジュ・オーリオルのリトグラフが可愛らしく思わず絵はがきを買ってきましたが、絵はがきって溜まる一方で全く整理できてない現状がありまして……、整理できていないものがまた一つ増えてしまった気もします。


最後に訪れたのが新宿の損保ジャパン東郷青児美術館。ここも所蔵作品の展覧会ですが、この美術館は東郷青児グランマ・モーゼスという柱があるので安心して見られます。などと言いながら平山郁夫の描くイスタンブールの青さが一番印象的とか、やっぱり実際に行って見ないと何が出てくるか判らないもんです。


と、こんなところで18時。すっかり日も暮れて美術館巡り終了。小粒の展覧会だけを巡ったにしては、割合発見が多かった気がします。


最後におまけ。

すっかり毎年恒例。これが来ると年末って感じがします。