月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

今日は関西巡回ツアー

昨日の土曜日は名古屋の展覧会を巡回していましたが、その後、大津のホテルに宿泊してました。
その大津のホテル、眼下に琵琶湖が見えるのが自慢のところでして、確かによく見ることができました。部屋の中も問題なかったので、今後使っていけたらと思います。


と、大津に宿泊しておきながら、実際に行ったのは京都、奈良、大阪で美術館を1カ所ずつと、大津に泊まった意味が全くない。ま、琵琶湖を見るために宿泊したということで良いんじゃないでしょうか。

ということで、各美術館の感想を、簡単に書いておきたいと思います。

京都国立博物館「百獣の楽園」

まず最初は京都国立博物館の「百獣の楽園」。山種の日本画どうぶつえんと同様、動物が描かれていることがだけが縛りの展覧会でした。そんな縛りが緩い展覧会での恒例に従って、個人的なベストテンを決めようとしたのですが……ベスト20から減らないんだよね。動物は可愛いですし、解説は吹っ飛んでるしで、好印象の作品が多くなっちゃうんですよね。
それにしても、京都の市内を漁るだけでこれだけの作品が集まる京都というのも恐ろしいもんであります。

奈良国立博物館「天竺へ」

藤田美術館の所蔵する玄奘三蔵絵を全部展示してしまおうという展覧会。前回来たときは空いていたのですが、今回は天竺への道は大混雑……。ま、玄奘三蔵絵全12巻を全て見る機会なんてこの後有るかどうか判りませんので、多少の混雑は問題有りません。ま、混んでいるといっても正倉院展と比較したら全くたいしたことが無いですから。

ただ、全巻を一度に並べているせいで、どうしても絵よりもストーリーの方に視線が行きそうになるのが辛いところ。時々立ち止まって絵をじっくり見るのですが、そうすると混雑している列の流れが止まるわけで……難しいです。

大阪市立美術館「彫刻時空」「色鍋島・藍鍋島」「漆をたのしむ」

収蔵品の小特集展示を同時に3つ開催という大阪市立美術館。中国の仏教石仏、鍋島、漆器と分野はそれぞれ違うものの、どれも物量が半端でなく、すっかりお腹いっぱいになりました。昔の大阪のコレクターは、半端ないですな、全く……。


こんな感じで3カ所しかみてませんが、ちょっと熱中症気味な症状を感じる局面もあったので17時前の新幹線で東京に戻ってきました。明るいうちに新幹線に乗って帰るのは、かなり久しぶりな気がします。



ということで、今月2回目の遠征はおしまい。次回の遠征は9月24日頃を予定しているのですが……コンサートの抽選に当たっているかどうかでコースも予定も大いに変わるのです。抽選結果はまだなのかしら……。