月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

本日の都内巡検より

さて今日から所謂3連休というやつですが、ここのところのお出かけ続きで今回はゆっくりしようと、まぁ要するに都内でのんびりしていた訳です。そんな訳で今日の巡検記録は都内も都内、山手線内で終始しているわけですが、取り敢えず言った順番で簡単に感想を書き散らしておきます。

東京国立博物館
今日は特別展は特になくて、総合文化展だけの開催でした。留学生の日ということで、留学生の方は身分証明書を提示すれば無料というキャンペーン中だったから、館内はそれなりに混んでいました。
ま、そんなわけで留学生が沢山いる館内は何時もとは空気が違っていて、静かでは無かったです。いや、五月蝿いというわけではなくてですね、お友達同士で来ている人たちが静かな声で会話しているのが沢山あって、それなりの音量に。いや、活気が無いのよりは、よっぽど良いです。
作品の方は何時も通り、鍋島や仏像にときめいたりして。しかしそれよりも、18室にあった寺崎広業の「秋苑」についクラクラと。本当に可愛いおんにゃのこ好き(2次元限定)は何処までも、です……
東京芸術大学美術館「彫刻の時間」
東博に行ったついでに近いからと芸大にも寄り道です。簡単に言うと日本彫刻芸術史といった感じの展覧会で、古代から現代までの彫刻が一同に並んでました。大きく分けて、地下の半分が古代から江戸まで、もう半分が明治から戦前、3階が現代彫刻という構成になっていて、私の好みは地下の方に。快慶の仏像に白鳳期の仏様、円空仏と仏様ワールドな地下の一つ目の部屋が素敵でした。もちろん、近代の部屋にも立派な彩色の吉祥天様がいて、美しかったです。
国立新美術館「モダンアート・アメリカン」
サントリー美術館に行こうとして乃木坂で降りた際に、開催していることを思い出して入りました。まぁとりあえず、自分がアメリカの芸術に疎くて得意ではないのがよく判りました。見ていても余り頭に入ってこないので、久しぶり「帰れま10」(無理やりでもベスト10を選ぶまで帰らない)をやってしまいましたし……。流石にオキーフとグランマモーゼスは好みでしたが。
サントリー美術館「憧れのヴェネチアングラス」
ということで、ある意味今日のメイン。4階の古典的な作品も、3階の現代の作品も綺麗でした。ガラスは光の当て方で見え方が変わるのが面白いよねと、ケースの周りをくるくると。ある意味不審者です(汗)。


というところで、今日の巡検はおしまい。何かよく考えてみると、東博以外は時代順に展示をしている展覧会がした。いやだからといって、特に意味はないのですが……。