国立博物館と国立美術館で土曜日の夜間開館が始まって以来、土曜の夜は上野に行くことが増えています。
ということで、この土曜日も夜は東博へ。
現在東博では毎年恒例の「博物館でお花見を」をやっているので、展示物の方向性もなんとなく華やいでます。
とりあえずいつも通り、2階の第1室から1階の20室まで、順に見ていきます。
まずは第1室にいた仏像さんを、ちょっと斜めから。
こんな解説文をつけるのも珍しい。というか、見ようとする意欲がわきますね、これ。
国宝室は狩野長信「花下遊楽図屏風」。関東大震災で焼けた部分が痛々しい。
白衣観音さまに、
重文の鎧。
女房装束に檜扇なんかも。
酒井抱一の弟子の、田中抱二の作品
やっぱり江戸琳派の系譜よねと、見ると感じます。
1階に行って、博物資料にいた猫さん。
リアルすぎるけど、これはこれで可愛い。
18室の近代絵画は名品揃い。木島桜谷に
竹内栖鳳さんの屏風、
そして、渡辺省亭まつり!
後ろの3点は旧赤坂離宮(=迎賓館)の壁面を飾る七宝のための下絵ですが、充分これで完成でしょうという丁寧さが目立ちます。