月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:3177




日本の島 5号 [分冊百科]日本の島 5号 [分冊百科]
読了日:03月07日 著者:



地図帳の深読み地図帳の深読み感想
今尾さんお得意の地図を使った雑学集ですが、この本は珍しいことに1:25,000地形図ではなく高校でつかう地図帳を使って話を展開してます。改めて読みながら地図帳を眺めていたのですが、やはり見ていて楽しいものです。書かれている内容自体は蘊蓄の範囲を超えるものではないですが、久しぶりに地図の楽しさを思い出せたのが収穫でした。
読了日:03月08日 著者:今尾 恵介



鉄道ピクトリアル 2021年 03 月号 [雑誌]鉄道ピクトリアル 2021年 03 月号 [雑誌]
読了日:03月12日 著者:



文房具屋さん大賞2022 (扶桑社ムック)文房具屋さん大賞2022 (扶桑社ムック)感想
25年ほど前は文房具専門の雑誌(そういうのがあったのです)を買うほどの文房具好きでしたが、PDAとかPCとかでメモを取るのが標準になると文房具にこだわることもなく、ペンはHITEC-C、ノートは測量野帳で固定化してました。久しぶりに新しい文房具を見てみると、世の中は結構変わってるのですね。リングが柔らかいリングファイルなんて知らなかったな……。ということで、読んでいる間に手帳が3冊とペンが2本増えました……。
読了日:03月14日 著者:



日本の島 6号 (父島) [分冊百科]日本の島 6号 (父島) [分冊百科]
読了日:03月15日 著者:



妄想美術館 (SB新書)妄想美術館 (SB新書)感想
ヤマザキマリさんはNHKの美術番組や歴史番組での発言を見ていて、この人は重度のオタクさんでしょうと思っていましたが、そんなオタクっぷりが好きな絵画作品のチョイスにも表れてます。原田マハさんは本職がキューレターなのに美術の知識で完全についていくというか超えてしまうヤマザキさんが凄いというべきか。ヤマザキさんのテンポが楽しい本でした(感想がヤマザキマリさんに偏ってしまった)。
読了日:03月16日 著者:原田マハ,ヤマザキマリ



日本の島 7号 (礼文島) [分冊百科]日本の島 7号 (礼文島) [分冊百科]
読了日:03月20日 著者:



女帝の古代王権史 (ちくま新書)女帝の古代王権史 (ちくま新書)感想
「性差の日本史」で参考文献に上がっていたので読みました。なるほど、元々家の概念に男女の区別が無く、一族で有能な人がトップに立つというやり方で有れば、女帝がこの時期に集中するのも納得ですし、中継ぎだったら推古帝が死ぬまで35年もやるわけないじゃんと前から思ってた疑問も解消しました。男系になっていったのは当時の国際的スタンダードに合わせたからというのも納得性が高いです。にしても古代史は、ここ30年ほどで色々な分野で常識が変化しているなぁと改めて感じます。
読了日:03月22日 著者:義江 明子



鉄道ファン 2021年 03 月号 [雑誌]鉄道ファン 2021年 03 月号 [雑誌]
読了日:03月25日 著者:



JRガゼット_2022年3月号JRガゼット_2022年3月号
読了日:03月27日 著者:JRガゼット編集部



奇妙で美しい 石の世界 (ちくま新書 1263)奇妙で美しい 石の世界 (ちくま新書 1263)感想
自分は鉱物が好きでいくつか持っていたりもするのですが、持っているのはハンマーで割った欠片のようなやつで、この本にあるようなカッターで切ったら綺麗な模様が、というのは見たことなかったです。確かにカットした断面がきれいなんだけど、なんか自分の趣味ではないなぁと。とはいえ、そういう綺麗なカット断面に魅せられた人もいるわけで、この著者がまさにそれです。石を求めて地の果てまで、そのバイタリティは何処から出てくるんですか……。情熱は伝わるのですが、もう少し鉱物としての科学的な視点も書いてほしかった気がします。
読了日:03月27日 著者:山田 英春



隔週刊 古寺行こう(1) 法隆寺 2022年 3/22 号 [雑誌]隔週刊 古寺行こう(1) 法隆寺 2022年 3/22 号 [雑誌]
読了日:03月28日 著者:



鉄道ジャーナル 2021年 03 月号 [雑誌]鉄道ジャーナル 2021年 03 月号 [雑誌]
読了日:03月28日 著者:



徳川家康(3) 朝露の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(3) 朝露の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
全26巻ある山岡荘八徳川家康ですが、3巻目にして桶狭間まで完了。ということは家康の人生の最初の1/4は2~3巻の2巻で語られることに。まあ家康の人生はどう見たって独立してから、大きくなってからが面白いので、これで良いのかもしれません。にしても木下藤吉郎、こんな真面目なのか不真面目なのか判らない人を面白いと思って奉行に引き立てるのって勇気がいるでしょうな。
読了日:03月28日 著者:山岡 荘八



ロバート・キャパ写真集 (岩波文庫)ロバート・キャパ写真集 (岩波文庫)感想
3月は読んだ本が少ないから写真集でページ数の水増しをしようということで積読の森から引っ張り出してきました(ひどい読書理由)。キャパの写真は東京都写真美術館などで見ることが多く、初見の写真は余りなかったです。有名な(1枚目の)トロツキーと、ノルマンディ上陸作戦の写真、どちらもぶれたりぼけたりなのに、それが一瞬をとらえた良さになっているのが面白いです。今のスマホの写真で、ぶれを良さとして使うことは出来るんだろうかと思ったりします。
読了日:03月30日 著者:



ナショナル ジオグラフィック日本版 2022年3月号[雑誌]ナショナル ジオグラフィック日本版 2022年3月号[雑誌]
読了日:03月30日 著者:



日本の島 8号 [分冊百科]日本の島 8号 [分冊百科]
読了日:03月30日 著者:



街道をゆく 19 中国・江南のみち (朝日文庫)街道をゆく 19 中国・江南のみち (朝日文庫)感想
今回は中国。中国なので1000km以上を移動しているのかと思いながら読んでいたのですが読み終わってから地図を見ると上海の近くの100km四方をうろうろしているものでした。ちゃんと読んでるときに地図は見なくてはです。西湖には行ってみたいものですが、司馬さん的にはそれほど重きを置いてないのですかね。寧波のジャンク船は見てみたいです。
読了日:03月31日 著者:司馬 遼太郎



東京スリバチ地形入門 (イースト新書Q)東京スリバチ地形入門 (イースト新書Q)感想
東京スリバチ学会の本は、なんでその地形がスリバチなんだとよ思ってしまって著書を避けていたのですが、本や巡りをしていたら新刊が出ていて目次を見たら面白そうだったので、とりあえず旧刊を一冊買ってみました。なるほど一応、四方とも高くなっている窪地を一級スリバチとして区別しているのか。とはいえ、人工的に作られた地形も含めて愛でているのは自分の趣味とは合わないかも、などと思いながら読んでました。自分としては後半の皆川さん以外が書いているところが、暗渠や階段、怪談と好き勝手な方向に趣味が暴走していて楽しかったです。
読了日:03月31日 著者:皆川 典久

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