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月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

夜の東博にようこそ

美術

国立博物館国立美術館で土曜日の夜間開館が始まって以来、土曜の夜は上野に行くことが増えています。


ということで、この土曜日も夜は東博へ。
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現在東博では毎年恒例の「博物館でお花見を」をやっているので、展示物の方向性もなんとなく華やいでます。


とりあえずいつも通り、2階の第1室から1階の20室まで、順に見ていきます。
まずは第1室にいた仏像さんを、ちょっと斜めから。
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こんな解説文をつけるのも珍しい。というか、見ようとする意欲がわきますね、これ。
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国宝室は狩野長信「花下遊楽図屏風」。関東大震災で焼けた部分が痛々しい。
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白衣観音さまに、
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重文の鎧。
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女房装束に檜扇なんかも。
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酒井抱一の弟子の、田中抱二の作品
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やっぱり江戸琳派の系譜よねと、見ると感じます。



1階に行って、博物資料にいた猫さん。
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リアルすぎるけど、これはこれで可愛い。


18室の近代絵画は名品揃い。木島桜谷に
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竹内栖鳳さんの屏風、
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そして、渡辺省亭まつり!
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後ろの3点は旧赤坂離宮(=迎賓館)の壁面を飾る七宝のための下絵ですが、充分これで完成でしょうという丁寧さが目立ちます。


東博には1時間ほどしか居なかったのですが、いや楽しいですね。
月に1度は東博へ。美術好きとしてはこれは基本ですわ。

草間弥生展@国立新美術館

美術

国立新美術館の1階で開かれている、草間彌生展を見てきました。

この草間彌生展、2月後半から5月までと会期が長めなのでもう少し後で行くつもりだったのですが、どうにも混んでいる(特にグッズ売り場が)という情報が入ってくるので早々に行ってみた次第です。


展示の構成は、展示室の中央に大きな区画を取って2009年から続けている連作「わが永遠の魂」を大量展示し、外周に1970年代以降年代順に展示する、といった感じでした。


まずは中央の部屋ですが……
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撮影可能なこともあって、観光スポットで写真を撮り続けるお上りさんかのように、皆さん思い思いに写真を撮ってました。そりゃもう、皆さん作品を見てますか~と言いたくなるくらいに。とはいえ、全部見ると130枚もありますので……。

しかし詳細に眺めてみると、ディテールも楽しかったりしますね。

これは、人がいたりして。
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上に並んでるのは、ちょっと古代の生物っぽい(当然テーマ曲は「海の時間」)。
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それから外周の年代順の展示は、1970年代や80年代の、ニューヨークでの作品が珍しかったです。
自分の草間彌生さん像が日本に帰国後のイメージで形作られているのを感じましたわ。


それから屋外には、
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何時ものカボチャも。水玉カボチャは何か見ると落ち着きますね。


と、なんとなく草間彌生作品の集大成の展覧会というよりは、草間作品で遊ぼうという感じの展覧会でした。
(体験型草間彌生?)



(参考:過去に見た草間彌生展)
lunacat.yugiri.org

雪を見るなら新潟県へ(復路)

旅行 鉄道

3/12日の18きっぷ旅行記、その後編です。

(前回の内容)
lunacat.yugiri.org


新潟駅から駅前広場に出ると、目の前にこんなバスが。
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そう、12月から走り始めたBRT、萬代橋ラインです。

折角なので、これに乗ってみることに……と言いつつ、終点の「青山」が判らなくて焦ったのですが(これは、バス停の近くに地図の上にプロットした路線図が欲しかったです)。

萬代橋を渡って……
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バスの車内はこんな感じ。
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連接バス自体は普段幕張で乗りなれてますので、特に目新しいというわけではありません。

BRTとして中々頑張ってるなと思うのは、完全10分毎のパターンダイヤが作られていること、そして市役所前と終点青山に交通結節点機能があって、バスの乗り継ぎが考慮されてる点でしょうか。


終点の青山に到着。
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目の前には、越後交通廃線跡も見えますね(乗ったことがあるはずなんだが、ほとんど思い出せない)。
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この終点の青山はイオンの外周をバスターミナルにして設置されています。なので乗換でバス待ちをする間にお買い物も、という構成になってます。最近イオンが交通結節点になるケースが全国的に増えている気がしますね。


そのイオン青山から5分ほど歩くと、JR越後線青山駅。ここから新潟駅に戻ります。
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新潟駅に戻ると、直江津経由新井行きの快速があるというので飛び乗って……、って、おまえかい
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快速なので混雑してまして、115系ボックスシートは現代人の体系には狭すぎるのを体感して……。

で、長岡で水上行きの列車に乗り換えて、東京に戻ったのでした。
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ということで日帰りで新潟まで行ったのだけど、現美新幹線とBRTを体験乗車しただけになってしまいました……。
ちゃんとお土産ぐらい買おうね、月猫さん。

雪を見るなら新潟県へ(往路)

旅行

3月12日の日曜日に現美新幹線に乗った話は以前に書きましたが、そもそも12日は青春18きっぷで新潟に向かったのでした。


新潟に向かったのは雪が見たいという理由なので、高崎線上越線を北に向かいます。

途中下車した籠原駅では風が語りかけてきます……。

高崎からは115系さん。ドアは手動で開きます。

雪解け水なのか、利根川の水も澄んでいる気がします。

水上からは、JR新潟支社の新車で上越国境を越えて……

トンネルを抜けると、雪やねぇ(ガラスの色が被ってしまった)

ということで、越後湯沢駅に到着です。


越後湯沢では次の列車まで25分ほどあるので、駅構内のここに立ち寄り。

ここは、500円でおちょこ5杯までの試飲が出来るという所です。今回は、こちらを試飲しました。


5杯くらいなら何とかなるでしょと思ったのですが、流石に正味15分ほどでは時間が足りず、目についたのを飲んで行った感じでした。
個人的な好みは一番最初のやつかしら?


そしてこの後は黒塗りの新幹線に乗車してしまって、
lunacat.yugiri.org

で、新潟駅に到着したのでした。


新潟駅から先の話は、また次回に。

みなとみらいで鳥と戯れる

動植物 土木

3月11日に横浜に行ったときの話ですが、横浜開港資料館を見た後に、ふらりと横浜港のほうに行ってみたのです。いや、どういうわけだか鞄の中に11ヶ月ぶりにD750を入れていまして、久しぶりにD750を試してみようと思ったわけです。

まずは建物。
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天気が良くて、中々良い感じで撮影できた気がします。

と、そんなことをしながら象の鼻パークを歩いていると、
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なんか飛んでますがな。

ということで、気がついたら鳥ばっかり撮影している月猫さん。
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いや、光とカメラが良いと、本人の腕がなくてもよさげな写真が撮れるもんですね……(汗)

現美新幹線は、やはり厳美新幹線だった?

鉄道 美術

上越新幹線の越後湯沢と新潟の間で、土日を中心に「現美新幹線」というのが走っているので、乗ってきました。
この新幹線、秋田新幹線に新形車両を入れたことで余ったE3系の内装を色々改造して、新幹線を現代美術の展示場にしましょうというコンセプトのものです。
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外観から、「黒塗りの新幹線」と言われることが多いようですが……。


以下、各車両ごとに振り返ってみたいと思います。

11号車:松本尚(車両内装)

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えっと、インテリアも作品と気付いてなかったので、写真取り忘れたですわ……。
紙コップの向こうに見えますが、黄色いデザインが中心です。で、出発した時点では全てのカーテンを閉めてあって、解説パンフレットによると「トンネルを出る瞬間に全てが消え、一面黄色い光に車内が満たされる」のを感じて欲しかったようですが……

当然のようにカーテンは開けますよね。だって、外は雪に輝く上越国境ですよ?
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12号車:小牟田悠介

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ガラス張りの部屋、ですね……。特に感想はありません。
ただ、これを見たのはトンネル区間だったのですが、トンネルの外に出た区間でみた方が面白かったかも?と降りてから思ったのでした。

13号車(12号車より):パラモデル

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キッズスペースにパラモデルさんは合いますな。残念ながら壁面にはプラレールが貼ってませんが、代わりにキッズスペースではプラレールで遊べるようになってます(写真の左側にキッズスペースがある)。このコーナーが現美新幹線の中では一番判りやすかったかしら。

13号車(14号車より):古武家賢太郎

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カフェコーナーの壁面を飾る絵画。隣のキッズスペースから続くかのように、幻想系の絵が合いますね。

14号車:石川直樹

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新潟県で撮影した、人々の暮らしの写真を展示しています。それはあたかも新日本風土記のように。
ところで、トンネル区間と明かり区間では写真の印象が全く違うんですよね。明るさで写真の印象が変わるというのは新たな発見でした。

15号車:荒神明香

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新幹線の揺れに併せてかすかに揺れる、モールで吊されたカラフルな物体。こういう微かな動きはなんとなく見入ってしまいますね。

16号車:ブライアン・アルフレッド

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ディスプレイに新潟の田園風景を写しだしているのですが……。なんかテーマが14号車とかぶっているのもあってか、面白さがないなと……。

エクステリア:蜷川実花

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ぱっと見ただけで作者が判るのだから蜷川さん凄いわ。しかし、流石に新幹線車体の大きさに引き伸ばすのは解像度的に厳しくないですか?


正直なところ、見ての感想は余り面白くなかったな、というところで……。
やはり新幹線車両という幅に制約のある空間でやってるのもあって、作品との間に充分な空間が取れない。それもあって各作品の全体を俯瞰して意図を理解することが出来ないのですよね。いっそのこと、今の壁面にレールに平行に作品に展示するのではなく、レールに垂直に3〜4つの作品を展示するような方が良いのではないかしら?

あとこれ、展示替えは予定しているのでしょうか?展示替えがないのなら、再訪することはまず無いと思うのですが……。

横浜市内歴史系博物館を巡る

美術

3月11日、土曜日。本日は横浜の歴史系博物館を巡っておりました。

実は9日10日と腹痛が激しくて伏せっておりまして。リハビリにどこに行こうかと考えているうちに、横浜に行ってみようかとなったのでした。

なんで横浜かって?そりゃこの赤いやつが引き寄せるからですよ(汗)。


横浜で巡ったのは、横浜ユーラシア文化館、横浜開港資料館、横浜市歴史博物館、って全部横浜市の歴史系博物館ですが、最初から狙ってたわけではありません。


まず最初は横浜ユーラシア文化館。「開館祭」というイベント中で無料入場でしたが、普段から企画展込み300円なので……。

ここでの展示は「アジアの近代建築遺産」という中国大陸にある戦前の近代建築の写真を展示してました。中国大陸は租界があったり列強の勢力圏争いがあったりで、建物に建てた国の色が見えるのが面白いです。中国からしてみたら独自の様式を作れなかったわけで、面白くもない話でしょうが……。


2ヶ所目の横浜開港資料館では横浜市における史跡選定の歴史の展示です。

関東大震災の前から市史をまとめたり史跡を選定しようとしたり、やはり横浜はこういう動きが早いです。あと、親元も含まれてる磯子風致地区が1941年の選定だったとは意外でした。


横浜開港美術館を出た後は、すぐ横が大桟橋と象の鼻パークですからね。フラフラと遊歩道に従って桜木町駅まで。

結構カメラで遊べたので、また写真は別の日に紹介しようと思います。


そして最後に横浜市歴史博物館。

ここは江戸時代の海運と横浜市域についての展示でした。海運たってせいぜい東京湾かと思えば、さにあらず。菱垣廻船やら東北との関係、野田の醤油も原材料を神奈川港から運んでたりと、相当に広範なネットワークでした。当時は野島が良港だったそうで、一度ちゃんと野島公園は行ってみないと、ですねぇ。

ついでに横浜市歴史博物館では常設展示も入ってみまして。
三殿台遺跡って、海面が上昇していたときには海に近かったんですね、などと超地元(月猫さんは磯子区出身)ネタに反応してしまいましたわ。


この後は六本木でもう一つ展覧会を見ているのですが、その話はまた今度に。