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月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

筑前・黒田家が伝えた名宝@香雪美術館

今日は声優さんのFCイベント*1で大阪に行っていたのですが、せっかく大阪に行くのだからと、イベントが始まるまでの時間に神戸と大阪の美術館にちょっとお邪魔して。図らずも個人美術館的なところを梯子するかたちになりました。

で、そんな美術館巡りの2軒目に行ったのが香雪美術館。今回は福岡市美術館の所蔵する黒田家の名宝を展示する展覧会をやってました。
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といいつつ香雪美術館は朝日新聞の創業者と関係のある美術館で、近々中之島に建設中の朝日新聞大阪本社ビルに分館が出来ると言うこともあって、時々大型の企画展が行われますね。

塩竃松島図屏風(20)
右隻には瑞巌寺、左隻には塩釜の街が大きく描かれていて、そしてその間には島と船がが沢山あって。賑わってて楽しそうな感じが良いですね。
狩野探幽「獺図」(12)
探幽の描くカワウソさん。毛まで写実的で可愛い。
長谷川派「韃靼人狩猟図屏風」(18)
水墨画でよく見られる切り立った崖(あの切り立った感じは方解石に違いない、とよく判らないことを書いてみる)に勢いがあるなぁと。韃靼人の中には崖を馬に乗ったまま勢いよく降りている人もいて、鵯越ですかいな。
丸山応瑞「鶏に藤図」(22)
ニワトリもさることながら、藤の花が良い色してます。
狩野昌運「百流之絵鑑」(17)
粉本主義とも言われる狩野派らしく、こちらの作品は手本を模写したものです。模写と行っても丁寧で綺麗でねぇ。雀さんとか可愛いのもいますなぁ。
狩野探幽「観音・四皓・七賢図」(14)
探幽も、白衣観音とか描くこともあったんですね(なんだそれは)。
竹牡丹文蒔絵箪笥(48)
源氏物語の冊子を納めるための専用タンス。この源氏物語専用箪笥は1つ欲しいのですよね。中に入ってる本は「あさきゆめみし」に置き換えてるかもしれませんが(ゑ?)
唐物茶入 銘『博多文琳』(36)
豊臣秀吉が欲しがったところ、日本の半分と交換なら、といわれたという品ですが、自分なんかが見ても何が日本の半分なのかはよく判らないわけで……。そもそも豊臣秀吉は唐入りして日本は秀次に任せるつもりでしたから、そのあとなら日本の半分なんてたいした価値ではなかったのかも?


とまぁ、いくつか見覚えのある作品もありましたが、福岡に行っても(日本画なので)いつでも見られるわけでもない作品をこうやってまとめて見ることが出来たのは、便利ですし良かったですわ。

というか朝日新聞さん、東京にも香雪美術館の分館を作って、この展示を巡回させませんか?(汗)

*1:検索で来る人に悪いので実名は書きませんが、ま、当駄文を普段見ている人なら判るでしょ?