月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

地下鉄副都心線を辿る美術館巡り(ヒカリエ→太田記念→練馬区美)

7月22日、土曜日。

なんか最近これしか書いてませんが、今日も暑いですね……。
ということで今日も駅から近い美術館を巡る旅になるのでした……。

ところで7月になってから暑いから駅から近い美術館をと言い続けているせいで、すっかりご無沙汰なのが山種美術館なのですが。
そろそろタクシーを使ってでも行くべきではないか、とは思うのですがね……。


そんなわけで、まず最初にやって来たのは渋谷ヒカリエ。いきなり美術館ではありません。

そういえば、地下鉄銀座線の渋谷駅から車庫に向かう線路は少しルートを変えるのですかね?新しい線路を作っているようでした。

確かにこの場所は線路の下に古い構造が残っているはずだから、それを作り変える必要はありますね。

渋谷ヒカリエに来たのは渋谷駅の工事を見るためではなく、ソール・ライター展を見るためでした。

東急文化村が隣で東急百貨店本店跡地の工事をやっている影響で休館しているため、この場所を文化村出張所にして展覧会をやっているのでした。

ところで文化村さんソール・ライターの展示をやるのが好きねと思いましたが、2017年、2020年に続いて3回目だそうです。
だいたい3年おきの開催ですが、このくらいの間隔だと丁度以前見た時の感想を忘れるので、適度といえば適度、かも……

正直自分はストリートフォトが良く判らない人なので作品の良し悪しは良く判らないのですが、ファッション誌の写真はそこに写ってる60年代ファッションもあって良いなぁと。気がつけば(全作品撮影可なのに)ファッション誌しか撮ってないという……


60年代のおよーふく、良いですなぁ……(をぃ)

撮影されたリバーサルフィルムも展示されていました。

リバーサルフィルムは写真がそこに詰まっている感じがして好きです。
なんか10年ぶりくらいにリバーサルフィルムを使ってみたいなぁ……。


次にやって来たのは、渋谷から一駅、原宿の太田記念美術館。
こちらではポール・ジャクレー展を見ます。
なお、今日は会期中最後の週末なので大変混んでいて、2階の階段を登ったところが渋滞してました。

ポール・ジャクレーというと南国の人を描いた新板画の浮世絵のイメージですが、韓国の方も結構描いているのですね。自分としては人物を描いた浮世絵に対する興味が薄いのでざっと眺める感じですが、この量を見る機会は中々なさそうです。

この方の人物は極端に平面的な描き方の上に南国や東洋の人を描いていますので、西洋の方に人気だったでしょうね。
と思ったら、終戦直後はGHQの中で個展が開かれたこともあるとか。なるほど納得です。


そして最後に訪れたのは、原宿というか地下鉄の明治神宮前から地下鉄副都心線に乗って練馬区立美術館へ。
こちらでは植物をテーマにしたコレクション展をやってました。

下のフロアはボタニカルアートを中心にでしたが、上のフロアは植物が絡んでいたらなんでもありで楽しいです。草間彌生さんもいましたし。
あと植物がテーマなら外せない、須田悦弘の木彫を探せのコーナーも2ヶ所ほどありました。


ということで、3カ所の美術館を巡ったところで今日は終了。この後は池袋のジュンク堂を上から下まで眺めて本を買って帰ったのでした。