月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

2016/03/19各駅停車で名古屋へ若狭へ(1日目-1)各駅停車名古屋行、のち美術館めぐり

3月19日、土曜日。世の中はいわゆる3連休というやつですので、2日間くらいは泊りがけでゆっくりとした旅をしても良いでしょう。と思ったわけでもないのですが、手元にある青春18きっぷで名古屋に行ってみることにしました。


というわけで、このきっぷで出かけます。

駿河国までは天気が悪かったのですが

遠江に入ったら天気が回復して……

駿河遠江の県境って普段は意識しないけど、ちゃんと存在するんですね。

途中で飽きて、岡崎から名鉄にするのはいつも通りの流れ。

三河がまぶしい(汗)


こんな感じで15時前に名古屋市博物館に到着しました。

今回の展示は、陸前高田での文化財レスキューの話。同様の展示は1年ほど前に東博でも開催されて見ていましたが、東博文化財レスキューを中心に展示してたのに対して、名古屋はレスキューされた文化財から高田の文化を見てるような違いがありました。
アカショウビン、可愛いよね。


続けて2番目に行ったのは名古屋市美術館。わざわざ名古屋で見なくてもな気もする藝大コレクション展です。

テーマが美人画なので、遠く東京から引き寄せられてしまったですわ。前半の著名な画家の美人画(映丘さんの伊香保もあるよ)も良いのですが、後半の卒業制作40点は、その頃の風俗を見るようで、これが良かったですね。


まぁ、美人画よりも隣の科学館の前にあるこっちの方が、もっと良かったりもするのですが……(をぃ)


最後の3ヶ所目は、毎度おなじみ愛知県美術館。ここは18時まで開館しているので、ついつい最後にしてしまいますね。
で、今回やっていたのは、著名になる前のピカソについての展覧会。

著名になる前のピカソを通史的に見ていくのですが、そういえば青の時代とかバラ色の時代という言葉を知っていても、それを時代順にちゃんと見たことがなかったので勉強になりました。
ところで今回、展示リストの裏が双六になっていたのですが、この双六の升目を読んでしまうと展覧会の印象が飛んでしまう面白さなのが、難点ですね……。


と、これで名古屋の美術館めぐりはおしまいで。この後は大阪の宿に向かうのですが……。その話はまた次回に。