6月に九州の日田彦山線を乗りつぶして以来、なんとなく気分が乗りつぶしモードになっています。
で、乗りつぶしの視点で見ると、兵庫県から中国地方辺りがほとんど乗ってない扱い(記録が整備されている2007年以降に乗ってない。それ以前に乗っている路線もあるにはある)になっていて、重点的に乗ってみようかと。
ということで、まず今回は因美線を乗りつぶすことを目的に時刻表をめくった結果、京都から山陰線で鳥取まで行って、そこから因美線と津山線で岡山まで、というルートにしてみることに。これで、山陰線の嵯峨嵐山〜鳥取と、因美線津山線の智頭〜岡山、計320.2kmが乗りつぶせたことになります……。
ということで、旅は京都駅からスタートです。
出発してしばらくは京都市内をゆっくりと。途中、阪急との立体交差もあります。
嵯峨嵐山を出ると、保津川の渓谷を走ります。ここは線路を切り替えてからトンネルだらけになりましたが、それでもトンネルとトンネルの間で保津川を見ることが出来ます。あと、旧線(トロッコ列車の線路)と交差することも。
保津川を抜けて、亀岡盆地にやってきました。ここは昔、丹の海といわれた湖のあった場所とも言われるところ、確かに起伏が少なくて、湖にするにはもってこいな地形です。
盆地も抜けて、峠道が続きます。ですが国名は丹波のままで。これだけ峠で人の交流がしにくい場所だと、これは国としてまとまりにくいでしょうねぇ。
そして峠が終わって福知山線が合流してくると福知山駅。
ここで、城崎温泉行きの特急「こうのとり」に乗り換えます。
北近畿地区は、起点が京都(山陰線)と大阪(福知山線)の2ヶ所、目的地が舞鶴(舞鶴線)、天橋立・宮津(京都丹後鉄道)、豊岡・城崎温泉(山陰線)の3方向という6パターンの人の動きがあるため、福知山駅で京都からの特急と大阪からの特急を接続させてどの方向にでも行けるように配慮をしています。
城崎温泉行きの特急は、但馬国に入りました。途中の和田山では古そうな建物が。
昔の蒸気機関車の車庫だそうで、1912年(明治45年)に作られたものだとか。
ついでに、古そうな列車も……
秘儀、車番塗りつぶしがよく見えます……。
この先、列車は但馬の大動脈、円山川に沿って下っていきます。
河口も近づくと川幅も広くなって。
そして、終点の城崎温泉に到着しました。
長くなってきたので、城崎温泉から先は、また今度に。