月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

千葉県の展覧会を梯子して千葉県の大きさを感じた話

7月15日、土曜日。

今日から3連休ですが、3連休の関東地方は今日が一番涼しい(今日の東京の最高気温予想は31℃、明日以降は35℃以上)という予報になってましたので、少し歩くところに行くなら今日よね……。ということで千葉方面の少し歩く場所にある美術館をはしごすることにしました。

まずはつくばエクスプレスを流山おおたかの森で降りて、東武野田線に乗り換えまして……

ん?野田線でなくてアーバンパークラインですって?
そんなオシャレな名前を感じる車両じゃないですよ?(をぃ)


そして到着したのは醤油王国野田市の中心、野田市駅。
以前(2021年5月)に来た時も工事中でしたが、柏方面のホームがかなり出来上がってるのを除くと、余り変わらないなと。
駅前広場はそろそろ出来上がってるかなと思ってたのですが。

そして徒歩5分ほどで到着したのは野田市郷土博物館。
吉田初三郎を見に来たのですが、門で威圧されますな。

野田市郷土博物館での吉田初三郎展(そういうタイトルじゃない)。全国の吉田初三郎的鳥瞰図が揃っていて見ていて楽しいです。
吉田初三郎の地図は基準になる直線を見つけと両端の歪曲具合を見て楽しみますが、讃岐を中心とした瀬戸内海の地図(だったと思う)にハルピンが登場するのに腰を抜かします。こういう無理矢理登場する地名は昭和初期のメジャー処なので、それがわかるのも面白いです。

また野田に因んで千葉の地形図で過去と現在(5万分の1なので30年ほど前の現在だが)を比較しているのも良いですね。水面があると海でも湖でも干拓しているなぁというのがよく分かりました。


良い吉田初三郎を見たので気を良くして駅に戻ります。が、本当に今日は3連休で一番涼しい日なんですかね……

なお、途中で野田市が千葉県である証拠を見つけました(をぃ)


野田市からは東武野田線と京成線を乗り継いで千葉中央駅へ。
同じ千葉県だからと梯子しましたが、電車に乗ってる時間だけで80分かかっていて、ちょっと千葉の大きさを読み誤りましたね……。

千葉中央駅のホームからJR(内房線か外房線)が走ってるのも見えました。


千葉中央まで来たのは千葉市美術館に行くためでした。
こちらでは三沢厚彦の動物彫刻の展示を見ます。

千葉市美術館の三沢厚彦ANIMALS。物量的にANIMALSの集大成のような展示でした。
前半(8F)はANIMALSが中心でひたすら可愛いで良いのですが、後半(7F)は廃品アートやキメラなど、可愛いでは割り切れない作品も出てきます。ただの可愛いではない作者の進む方向を見ることが出来ました。
とはいえキメラさんな作品は太田記念美術館の十二支が合体した霊獣のような感じなので、まあ可愛いの部類かな?(どっちだよ)

割と夏休みの子供向け的展覧会でしたけど、今日は子どもは皆無で空いておりました(まあ暑いですから、ねぇ……)



展示室以外にもチケット販売フロアや、さや堂ホールにも展示があるのが良いですね。


ついつい調子に乗って写真を貼りすぎました……。

千葉からはキャンペーンでJREポイント400ポイントで乗れてしまうグリーン車で帰りました。

で普通は終わるはずですが、千葉から帰るのに東京駅で降りても15円ほど高くなるだけなのに気づいて、丸善に寄るつもりで東京駅で降りたら、なぜかこんな場所に……

どうも暑さで判断がおかしな方向に傾いているようです。
皆さんも暑い中を歩くのはほどほどにしましょう……(をぃ)