月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

神奈川県立の博物館を巡る

8月18日、土曜日。東京地方はすっかり涼しくなりましたね。
ということで、今日は駅から多少歩いても大丈夫なところに行こうということに。


まず最初に行ったのは、金沢文庫駅から10分くらい歩いたところの、神奈川県立金沢文庫。
気温が涼しいと、こういう駅から歩くところにも行けるので、行動範囲が広がります。

ここでのメインの展示は「安達家と金沢文庫」。相変わらず文書資料が中心で難解(そら、文庫ですから)でした。
それよりも、1階にいた仏像が良かった

一つは龍華寺の「脱活乾漆造菩薩半跏像」。最も東にある脱活乾漆像だそう。脱活乾漆らしい艶が、何とも素敵です。
もう一つは勝林寺の「釈迦如来坐像」。こちらは平安前期の丸っこいお釈迦さま。ここまで丸っこい像も珍しい。
2つ合わせて、良いものを見ることが出来ましたわ。


金沢文庫からは杉田で京急から根岸線に乗り換えて、桜木町駅へ。
先日あれだけにぎやかだったピカチュウは、もう剥がしてあるのですね。撤収が早いわ。
lunacat.yugiri.org

で、桜木町から向かったのは横浜美術館だったのですが……


タイトルに「モネ」とある展覧会ですし、高校生以下無料の日だったこともあって、非常に混んでましたです。
会期も後半になってきたので、いつ行くのか作戦を考えないと……。


そんなわけで横浜美術館は諦めて、代わりにやってきたのは神奈川県立歴史博物館。

ここでやっていたのは、明治の美術を絵画、工芸、印刷(写真を含む)に分けて見ていこうというものです。というか、物量大作戦で通路が狭いったら。

この中では、印刷のコーナーが良かったですね。そもそも印刷物だけで展示を行うということがないですし。また、写真や印刷でいかに情報が拡散したのか、それもわかりやすく展示されていたと思います。
あと、銅版画の一つとして展示されていた地図は、思わず見入ってしまいますね。



と、神奈川県立の美術館を2つ見終わって、時間はまだ16時くらい。まだ明るいですね。
と、いうわけで……


ビールを飲みに野毛山動物園へ。

いや、ちゃんと動物も見ましたよ。


レッサーパンダさん以外にも動物はいましたが、この子が一番可愛かったですね……。