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月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

2016年を総括する(美術編、というか展覧会編)

今年ももう年末ですしね、そろそろ今年を振り返る駄文を書きましょうかね。
ということでまずは、毎年恒例の「今年見た展覧会ベスト10」です。


例年通り、私が見た展覧会の中でのベストですので、そもそも選考の母体に偏りがあるのと、見たときの体調などにも左右されますので、本当に良かった展覧会が残っているわけでもないという。ま、独りよがりな企画でございます。

なんかね、展覧会ベスト10も今年が9年目らしいのですよ。ってことに一番驚いているのは私ですが。
ちなみに、過去の8回はこんな結果でした。

2015年2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年


で、今年なんですが、上位10展覧会は選定したのですが、その中での順位付けは見合わせました。いや、順位をつけるのってむちゃくちゃ時間がかかるのですよ……。

ということで選んだ10の展覧会は、こんな感じになりました。

  1. ボッティチェリ展(東京都美術館)

    発色の良さと、およーふくのひだの感じとか素敵でね。これぞルネサンスですよ(乾杯)。

  2. はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション(国立新美術館)
    lunacat.yugiri.org
    グレコを筆頭に、こんなに来たら大原美術館は空き家になるのではないかという勢いで名品を持ってきた展覧会。正直タイトルがもう少しわかりやすかったら、入館者数がもっと増えたと思うのですが。

  3. 生誕300年記念 若冲展(東京都美術館)
    lunacat.yugiri.org
    混雑も含めて楽しむ、展覧会というよりは御開帳のようなものでした。動植綵絵を次にまとめてみるのは、三の丸尚蔵館の増築が終わった後でしょうかねぇ。

  4. 特別展 黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―(東京国立博物館)
    lunacat.yugiri.org
    文明の十字路とはよく言ったもので、混ざりあったからこそのヘンテコというか遊び心もある作品の数々。石造だけでなく、金工も混ざり合うことでの変化があるのですね。

  5. オルセー美術館オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展(国立新美術館)

    ルノさんの描くおんにゃのこは可愛くてねぇ。可愛いは正義ですよ。

  6. 日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展(森アーツセンターギャラリー)

    展覧会のあちらこちらに青柳先生を感じる気がしました。それにしても、キリスト教がなかったら、ヨーロッパにはこういう生き生きした絵画がルネサンスを待つことなく大量に存在したに違いないと思うと、ねぇ。

  7. 福井移住400年記念 岩佐又兵衛展(福井県立美術館)
    lunacat.yugiri.org
    行ってきました福井県。岩佐さんの絵は普段からよく見てはいるものの、まとまった企画展はそうそうないですからね。山中常盤ではちゃんと血みどろの場面を開くあたり、良く判って展示してますなぁ。

  8. 塩田千春 鍵のかかった部屋(神奈川芸術劇場)
    lunacat.yugiri.org
    塩田さんの毛糸の作品は、見ていると単純に引き込まれるのが好きなところです。この作品もよかったですが、豊田市美術館での「蜘蛛の糸」で展示されていた作品も素敵でしたわ。

  9. 特別展 蘆雪溌剌-草堂寺と紀南の至宝-(和歌山県立博物館)

    芦雪さんのまとまった展覧会というのも中々無いのですよね。この展覧会は芦雪さんの作品もさることながら、和歌山で芦雪さんが作品を描くことになった契機の津波災害に触れていたことのほうが、印象に残ってます。

  10. クラーナハ展 五〇〇年後の誘惑(国立西洋美術館)
    lunacat.yugiri.org
    可愛い女の子なのに生首。なぜか私は生首を持つ少女に心惹かれるという嗜好がありまして……。


うーん、ベスト10まで絞り込むと、大規模展覧会だらけになるのが問題ですね。とはいえ、福井の岩佐さんや和歌山の芦雪さんなど、地方での展覧会も選ぶことができたのが、今年の特徴かもしれません。



参考:エントリー入りした43展覧会

おまけ:12月に見た展覧会

毎月月末にやっている、その月に見た展覧会の一覧も載せておきますね(12月の展覧会はおまけ扱いになるのが不憫な気もするが、ま、しょうがない)。